心の病を克服しよう

医者

周囲の理解が大切です

一口にうつ病といっても、実は様々なタイプがあります。中でも非定型うつは、一般的なうつ病に比べると、楽しいことや嬉しいことがあった時には、一転して気分が良くなるという特徴があります。そのため、ただのわがままや甘え、または仮病などと誤解されてしまうこともありがちです。若い女性が発症するケースが多く、男性の約3倍から5倍の発症率であるといわれています。症状が悪化してしまうと、社会生活に支障をきたしてしまうこともあるので、早期の受診と治療が必要だといえます。もしも、周囲に治療中の非定型うつの患者さんがいる場合は、対応に注意が必要です。この病気の場合は、他人からのささいな言葉に過剰反応するので、非難したり、プライドを傷つけたりするような言い方は避けましょう。また、朝起きられないと体がだるくて動けないなど、一見怠けているように見えることが多いのですが、それも病気の症状の1つですので、理解して受け止めてあげることが大切です。また、非定型うつ病の過敏的な特徴が最大限に表れた場合は、怒りの発作が起きて手がつけられなくなることもあります。そんな時は理屈で反論すると逆効果になるため、対等に言い返したりしないように注意しましょう。非定型うつの克服のために一番大切なのは、やはり周囲の理解とサポートです。患者さんは病気により思考力や理解力が低下している場合があるので、通院にはできるだけ家族が付き添いましょう。その際は、患者さんの症状の変化など、家族が気づいている点をきちんと医師に伝え、治療方針などの重要事項をきちんと把握しておくことが必要です。患者さんのサポート方法としては、まずはしっかりと休養させてあげること、そして回復してきたら少し背中を押してあげることが必要です。そのタイミングについては個人差があるので、医師とよく連携し、相談して決めていきましょう。この病気は、薬だけでは中々克服が難しい病気で、たとえ症状が軽くなったとしても、そのまま何年も長引くような場合もあります。そのため、家族自身がストレスをかかえることにもなりかねません。ですので、適度な息抜きもしながら患者さんに寄り添っていくことが大切です。時には、家族の方が患者さんの非定型うつを受け止めきれず、自分を責めてしまうケースもあるので注意しましょう。病気の原因にはとらわれ過ぎず、現実を受け止めて患者さんにどのように向き合っていくべきか、医師からのアドバイスを受けながらサポートしていけると良いでしょう。

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